日々の生活すべてを学びに変える姉

姉はイギリス留学中、とにかく貪欲に学びの姿勢を崩しませんでした。

学びと言えば思い浮かぶのは英語の学習ということになると思いますが、姉にとっては英語を身に付けるのは当然中の当然であり、いかに現地の生活に自らを浸透させていくかを楽しんでいたようです。

古びれたパブに入ってビールを飲んでみたり、小さな商店で買い物しながら店主と会話したり、タクシーに乗りながら運転手と雑談したりと、あらゆるシーンでの会話をとにかく楽しんでいたと聞きます。

さらに面白いのは、年齢を問わずイギリス人の繋がりを持ってみたいということで、ホームステイしていた家族の親戚の集まりにまで顔を出したりしていました。

さらに、イギリスの美容院は日本より上手いのかを確認するべく、現地の美容院に行ってみたり、風邪を引けば「せっかくだから」と現地の病院にかかってみたりもしたそうです。

友達付き合いにしても、姉が目標としていたのはケンカやジョークを言えるレベルの英語力でしたので、常に積極的に会話するようにしていたらしいです。

お陰でケンカの機会もジョークの機会も楽しめたとか。

もちろん、そんな姉ですから、現地人の彼氏もできてイギリス流の恋愛も楽しんだみたいです。

とにかく日々の生活の全てを楽しみ、全てを学びに変えてしまう姉は、私にとっては大きな刺激であり一つの目標になっているのです。

姉の海外志向に敬服

姉は幼い時から海外に、特に英語圏に行ってみたいとずっと憧れていました。

なぜそこまで強い関心を持っていたのか、私にはずっと不思議だったのですが、どうやら幼い時にテレビで見ていた海外旅行番組の影響なのだとか。

世界を旅しながら様々な国を紹介する番組だったのですが、日本では見たことのないような文化や生活がテレビを通して目に入ってきた時、それは姉にとっては大変な衝撃だったようです。

自分が知らないことがたくさんある!そう直感的に感じていたのだと言います。

さらに刺激を受けたのは、各国を紹介して歩く女性ジャーナリストの姿だったそうです。

よくあるバラエティ番組と違って、その女性ジャーナリストは、ただ単に外国を紹介するだけではなく、自ら英語を流暢に操り、現地の人と積極的に触れ合っていました。

日本語ではない言葉を話せたら、この女性みたいに世界に飛んで行けるんだ!・・・そう姉は強く感化されたそうです。

私がすごいなと思うのは、それからの姉の進んだ道です。

幼い時の記憶が相当強かったのか、姉は常に英語の成績が良く、進学校を経て英文科系の大学に進みました。

さらに留学を果たし、とうとうあの女性のように海外へと羽ばたいたのです。

姉の中では、テレビというささいな存在が人生を方向付けるほどのきっかけになったのですね。

縁の不思議さと同時に、姉の意志の強さにも敬服するのでした。

 

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